海の日といえば、海フェスタ!海の貴婦人といえば帆船

有名な帆船 年代別 Ⅰ

『サンタ・マリア』(スペイン・15世紀・キャラック?)1492年、コロンブスによる初の大西洋横断航海のときに使われた3隻の帆船のうちの最大の船で、コロンブスが乗船した。イスパニョーラ島発見後に座礁、解体された。マストの本数、帆数と種類は判明しているものの船体については残念ながら不明な部分が多いです。船型はキャラック(ナオ)であったという説が有力です。

『ビクトリア』(スペイン・16世紀・キャラック船)フェルディナンド・マゼランによる1519年から1522年にかけ地球一周航を目指した5隻の船団の1隻でキャラック船。スペイン・セビリアを出発したマゼランは南アメリカ大陸南端のマゼラン海峡を発見して太平洋に到達。その途中1521年にマゼランはフィリピンで戦死しましたが、残された艦隊が1522年に史上初めての世界一周を達成し船団の中で唯一世界一周を成し遂げました。

『ゴールデン・ハインド』(イギリス・17世紀・フラッグシップ)フランシス・ドレイクが世界一周を行った時の旗艦。ただし、南米のドレイク海峡を通過した時点で船団はゴールデン・ハインド号だけとなっていました。フランシス・ドレイクはエリザベス朝のイギリスの航海者で海賊(私掠船船長)・海軍提督。イギリス人として初めて世界一周を達成し、アルマダの海戦では艦隊の司令官としてスペインの無敵艦隊を撃破した。イギリスではドレイクは英雄とみなされていますが、海賊行為で苦しめられていたスペイン人からは、悪魔の化身であるドラゴンを指す「ドラコ」として知られています。(ラテン語名フランキスクス・ドラコ (Franciscus Draco))

『メイフラワー』(イギリス・17世紀、)1620年、106人の清教徒をイギリス南西部プリマスから、新天地アメリカ(現在のマサチューセッツ州)に運びました。航海中は病気に苦しめられた66日間の厳しい航海となりました。メイフラワー号はその後のヨーロッパによるアメリカ植民地化のシンボルとして大きな位置を占めています。

『サン・ファン・バウティスタ』(日本(仙台藩)・1614年建造・ガレオン船)日本で最初に建造された大型西洋式帆船で約500トン級。伊達正宗の命によって造られたため、伊達丸という説もあります。ローマ教皇のもとに遣わされたルイス・ソテロ(Luis Sotelo)および支倉常長以下の使節団を太平洋を横断してメキシコへ送りとどけ、同使節団の帰途にもメキシコから日本へ連れ帰りました。

『ヴァーサ』(スウェーデン・1628年建造・ガレオン船)スウェーデン海軍で用いられた排水量1,210トン、64門の大砲を持つ戦列艦です。処女航海で横転沈没した悲劇の船です。1961年に船体の原型をほぼ保った形で引き揚げられ、17世紀ガレオン船の構造を示す貴重な資料となっている。

『ソブリン・オブ・ザ・シーズ』(イギリス・1637年建造・軍艦)チャールズ1世の命により巨費を投じて建造されました。その当時としては、最も豪華に装飾された軍艦で、金箔を惜しげもなく使われ精巧な彫刻が施されていました。全長110メートル、100門以上の大砲を備えた1等の戦列艦であった。船名は、「海の君主」という意味で、1685年にロイヤル・ソブリンと改称されました。光り輝く軍艦だったため、オランダ海軍は「黄金の悪魔」と恐れられていました。

クルーズしたい貴方へ

『バウンティ』(イギリス・1784年建造・武装輸送船)1789年、タヒチ島でパンノキ(クワ科の常緑高木で、味はサツマイモに似ているらしい。現在はジャマイカで食されています)を採取して西インド諸島に向かう途中、乗組員が起こしたバウンティ号の反乱で知られています。当初は215トンという小型船でしたが、3本マストを持ち、完全な帆装を備えていました。パンノキ採取の航海に備えた改装により、4門の 4ポンド砲と10門の旋回砲が取り付けられることになりました。キャプテン・クックの「エンデバー」の368トン、「レゾリューション」の462トンなど探検のために利用された同種の船と比較しても非常に小さい船です。もともとは石炭運搬船「ベシア(Bethia)」としてハル近郊のブレイデス造船所で1784年に建造されましたが、その後1787年5月26日(5月23日説あり)に2,600ポンドでイギリス海軍に購入され、改装のうえ「バウンティ」と改名されました。

反乱者に乗っ取られたあとタヒチに到着。到着した後に反乱者とタヒチ島民の一部を乗せて1790年にピトケアン島に移動して、船は現地で燃やされました。この史実はマーロン・ブランド主演の『戦艦バウンティー』やメル・ギブソン主演の『バウンティ/愛と叛乱の航海』など計3度映画化されています。

『ヴィクトリー』(イギリス・1765年建造・軍艦)トラファルガーの海戦でネルソン提督の旗艦となった戦列艦。現存する唯一の戦列艦であるとともに、世界最古の現役艦でもあります。18世紀当時のイギリス海軍では、小型で機動力に優れた艦を好んでいましたが、そんな中100門以上搭載の一級戦列艦として受注されました。建造途中に七年戦争が終結したこともあって、骨組みだけの状態で3年近くドックに放置されることになりましたが、1765年進水。1812年に退役、その後士官学校の練習船として用いられた後、1922年にポーツマス港に記念艦として展示されることになりました。

イギリス海軍の現役の戦艦としてポーツマス港に保存されている。形式上は、現在も提督旗を掲げる現役艦(ポーツマス軍港の港湾司令官の旗艦として)のため、見学するときには館内撮影禁止のため注意が必要です。

『エンデバー』(イギリス・1768年建造・小型帆船))正式名称は『国王陛下の三檣帆船エンデバー号』ジェームズ・クックにより、世界航海に使用された。南太平洋への第一回探検航海の船として名高い船です。全長32.3 m、全幅8.9 m、重量397トン。第二回と第三回航海の後継船はレゾリューション号。エンデバー号の復元もされています。1988年1月、オーストラリア入植200年記念祭を記念するために、西オーストラリアのフリーマントルで、エンデバー号の復元事業が開始されました。財政的な問題のために完成は1994年4月にずれ込みましたが、復元されたエンデバー号は、世界旅行に出帆し、多くの港に寄港しました。長い航海を終えた後、現在はシドニーのオーストラリア国立海洋博物館の側に繋がれています。

『コンスティチューション』(アメリカ・1797年建造・フリーゲート)コンスティチューション(USS Constitution、愛称:オールド・アイアンサイズ<Old Ironsides>)の名前はアメリカ合衆国憲法 (United States Constitution)から採られています。木造船殻で、3本マスト、砲数44門のフリゲートです。世界の中で航行可能な就役艦船として最古、かつアメリカ海軍の現役艦です。海軍の主力艦とされたので、当時の標準的なフリゲートよりも大きく、武装も重装備です。米英戦争で活躍したフリゲート。アメリカ海軍の現役艦として数回の大修理を経て、現在も航海可能です。また、ポーツマス港に保存される戦列艦ヴィクトリー、横須賀に保存される戦艦三笠とあわせ世界三大記念艦とされています。

『ビーグル』(イギリス・1820年建造・調査船)イギリス海軍の調査船。チャールズ・ダーウィンが乗り込んだ船として有名。1820年5月11日にテムズ川で進水。その年の7月、ビーグルはジョージ4世の戴冠式を祝う観艦式に参加し、新しいロンドン橋の下をくぐった最初の船となりました。チャールズ・ダーウィンが乗船したのは、ビーグル3度の探検のうちの2回目。ビーグル号の名前はは、野兎狩りに使われる猟犬ビーグルからとられています。

浪漫溢れる船